子どもの急な熱、どうすれば良い?~解熱剤の正しい使い方~|世田谷区、桜新町の小児科|さくらキッズくりにっくのブログ

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子どもの急な熱、どうすれば良い?~解熱剤の正しい使い方~

こんにちは!さくらキッズくりにっくの看護師です。
日毎に寒さがつのり、冬の訪れを感じる頃となりました。
クリニックでは連日お風邪症状など、お熱のあるお子さんが来院されています。
お子さんが急に熱を出したりすると不安になりますが、解熱剤をすぐに使って熱を下げなきゃ!と慌てることはありません。

熱ってなぜ出るの?
風邪などの感染症の場合、体の外からウイルスや細菌などの病原体が侵入してきた時に、外敵から身を守るため白血球という血液の成分が動き出します。白血球は平熱よりも高い温度で働き出すため、熱が上がるという体の反応は自分の体が自ら体温を上げ、外敵と闘っている証拠なのです。熱が高いと体は病原体に対する抗体がつくりやすく、また、風邪などのウイルスは熱が低い方が繁殖しやすいため、慌てて熱を下げる必要はありません。

「高熱が続くと脳に影響が出るんじゃないか?」とご質問を頂くこともありますが、ウイルスや細菌と闘うためには必要な生体防御反応なのです。痙攣などもなく意識がはっきりしていれば問題はありません。

熱が出た時のチェックポイント!
・機嫌はどうですか?(意識ははっきりしていますか?痙攣はしていませんか?)
・水分、食事は摂れていますか?
・おっぱい、ミルクは飲めていますか?
・おしっこは出ていますか?
・眠れていますか?

高熱が出ていても上記のことができていれば慌てて受診をしなくても大丈夫です 😳

解熱剤の目的と使い方
「発熱」=「悪者」ではありませんが、お熱のせいで食事や睡眠がとれず夜も寝てくれない状況が続くと子供の体も、お世話をする親御さんの体もまいってしまいます。お熱が高くて水分・食事が摂れない、機嫌が悪い、眠ってくれないような時に解熱剤を使って苦痛症状を取り除いてあげましょう。

解熱剤を使う目安は38.5℃以上で、上記にあげたような目的を満たすためにタイミング良く使いましょう。1度使用したら6時間以上の間隔を空け、1日3回までが限度です。

解熱剤はお熱の原因に対する治療ではなく、病気の合併症を防ぐ効果もありません。あくまで辛い症状を一時的に和らげる薬です。お熱を一時的に下げるだけですので、平熱まで下がる場合もあれば、病気の勢いが強く使用してもなかなか下がらないこともあります。

3日以内でお熱が治まるようであれば風邪などを原因とする発熱と考えられますが、発熱が4日以上と長く続いている場合には医療機関を受診していただき、風邪などのウイルス感染以外に原因がないか判断する必要があります。判断に迷う場合はお電話での相談も受付けていますのでお気軽にご相談ください。

解熱剤を上手に使うことでお子さんの体力を消耗させることなく、回復へ導いてあげましょう 🙂

院長 藤井 明子
記事監修
院長 藤井 明子

北里大学医学部卒、東京女子医科大学医学系大学院修了、東京女子医科大学病院、千葉市立海浜病院、長崎大学病院、長崎県立こども医療福祉センター

医学博士、小児科専門医、小児神経専門医、てんかん学会専門医

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