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赤ちゃんから10代まで、年齢や内容は様々です。
例えば、低身長や成長期が早すぎないか、体重の増えが心配や肥満など、さまざまな相談を受けます。
身長や体重の比較でお子さんの成長に不安を感じる方もいらっしゃると思います。そんなときは、まず母子健康手帳の身体発育曲線を確認しましょう。
低身長の場合は、標準から大きく外れたり伸びが悪い場合はホルモンの病気が原因なときがあります。逆に身長の伸びが早すぎるのも、思春期早発症などの病気が潜んでいることも。
体重の増えの心配は赤ちゃんでよく相談を受けます。ミルクが足りているかなど育児環境によるものか、おなかやアレルギーなどの病気の場合もあります。
肥満に関しては、赤ちゃんというよりかは、学童児や10代の相談が多いです。
まずは、病気によるものかどうかを判断します。病気によるものでなければ、日常の生活習慣を見直すことが重要です。過食や運動不足、睡眠不足が関係していることも多いです。
成長には個人差があり、遺伝や環境などさまざまな要因が影響します。定期的な乳幼児健診で早期発見、早期対応ができます。気になるときはいつでも小児科専門医に相談してみてください。
慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程修了、慶應義塾大学医学部 小児科、慶應義塾大学関連病院、慶應義塾一貫校校医、医療法人社団 育心会 理事長
医学博士、小児科専門医、小児科指導医