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こんにちは さくらキッズくりにっく看護師です。
春分も過ぎ、日に日に春らしい季節になってきましたね。
今日は靴の選び方についてです。子どもの足は非常にデリケートと言われています。
最近、土踏まずのアーチが形成されていない偏平足のお子様や、足先がつまって指先に炎症や痛みを伴って受診されるお子様が増えています。
その原因の一つに「靴の選び方」があります。すぐに大きくなる子どもたち、少し大きめを選びがちになったり、小さいサイズのまま履き続けていたりと足に合っていない靴を履いていると、姿勢も悪くなり、そのまま骨格が形成されてしまったりします。また、お子様自身思うように動けなかったり、転倒しやすいリスクもあります。
ぜひ、新しい学年のスタートに靴や衣類の見直しをしてみましょう。
☆くつを選ぶポイント☆
◇甲の高さと幅はあっていますか
足に合わせてきつさを調節できる靴が良いでしょう。
◇つま先にゆとりがあり、少し反りあがっていますか
目安はかかとに子どもの指が1本入る程度です。お子さんは転びやすいので、つま先が少し反りあがっている靴を選びましょう。ゆとりのありすぎるのも転びやすくなってしまいます。
◇くつ底は硬すぎず、適度な弾力性がありますか
適度な弾力性は衝撃を和らげます。くつ底も曲がるものを選びましょう。
◇かかとは硬く、しっかりしていますか
かかと部分がしっかりと支えられていることで安定した歩行ができます。かかとが手で簡単にねじれてしまう場合には柔らかすぎです。
◇素材は吸湿性に優れていますか
水分を吸収し、乾燥しやすい素材を選びましょう。
成長の早い子どもたち、1シーズンに1度は見直してみましょう。
慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程修了、慶應義塾大学医学部 小児科、慶應義塾大学関連病院、慶應義塾一貫校校医、医療法人社団 育心会 理事長
医学博士、小児科専門医、小児科指導医