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「うちの子、頭の形が気になる…頭がぜっぺきかも…耳の高さが左右でちがう?…」
こんなお悩みありませんか?
赤ちゃんの頭の形について、悩んでいるママやパパは多いのではないでしょうか。当院でもワクチンや健診で来院された際に、ご相談さることが多い内容の一つです。生まれたばかりの赤ちゃんの頭は柔らかく、成長とともに形が変わっていきます。そのため、頭の形がいびつになることがあります。
☆赤ちゃんの頭の形がいびつになる原因
赤ちゃんの頭の形がいびつになる原因は、大きく分けて以下の3つがあります。
* 出産時の影響
出産時に産道を通る際、赤ちゃんの頭が圧迫されることで、一時的にいびつになることがあります。
* 向き癖や寝る姿勢
赤ちゃんは、いつも同じ方向を向いて寝ていると、頭の同じ部分にばかり圧力がかかり、いびつになることがあります。
*頭蓋骨縫合早期癒合症
まれに、生まれつき頭蓋骨の縫合が早く癒合してしまう病気により、頭がいびつになることがあります。
☆赤ちゃんの頭の形のタイプ
赤ちゃんの頭の形には、主に以下の3つのタイプがあります。
* 斜頭症
頭の左右のどちらかが歪んでいる状態
* 短頭症
後頭部が平らになっている状態
* 長頭症
頭が前後に細長い状態
☆赤ちゃんの頭の形の治し方
赤ちゃんの頭の形は、成長とともに自然に治る場合がほとんどです。ですが、気になる場合は、以下の方法を試してみましょう。
向き癖の改善
赤ちゃんがいつも同じ方向を向いて寝ている場合は、反対側を向くように促しましょう。
反対側から声をかけたり、音のなるおもちゃなどで興味を引いてみます。
姿勢の調整
授乳や抱っこの際に、赤ちゃんの頭の向きを意識的に変えましょう。
タミータイムのすすめ
赤ちゃんが起きている時間に、保護者の方が見ている環境下で、赤ちゃんをうつぶせにして過ごす時間をつくることです。米国小児科学会ではタミータイムを一定時間実施することによって、後頭部の扁平化を予防し、運動発達を促進することを推奨しています。
ヘルメット治療
ヘルメット治療が有効な場合があります。
小児科医へご相談ください。
【Q&A】
Q1,頭の形は自然に治りますか?
A1,生後6ヶ月くらいまでは、自然に治る可能性が高いです。
Q2,病院へ行く目安は?
A2,治療が必要な場合には生後3ヶ月くらいから開始されることが多いです。頭の形が気になる場合や、頭蓋骨の歪みが気になる場合は、小児科医に相談しましょう。
Q3,ヘルメット治療はいつまでするの?
A3,ヘルメット治療は、一般的に生後3ヶ月から1歳くらいまで行われます。
【参考】
当法人内クリニック「二子新地ひかりこどもクリニック」頭の形外来の実績
当法人内クリニック「二子新地ひかりこどもクリニック」頭の形外来リンク
赤ちゃんの頭の形は、成長とともに変化していくものです。ほとんどの場合、自然に治るので、あまり心配しすぎないようにしましょう。しかし、気になる場合は、早めに専門医に相談することをおすすめします。
この記事が、赤ちゃんの頭の形について悩んでいるママやパパの参考になれば幸いです
慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程修了、慶應義塾大学医学部 小児科、慶應義塾大学関連病院、慶應義塾一貫校校医、医療法人社団 育心会 理事長
医学博士、小児科専門医、小児科指導医