☆虫よけ剤の選び方☆|世田谷区、桜新町の小児科|さくらキッズくりにっくのブログ

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☆虫よけ剤の選び方☆

毎日、暑い日が続きますね。なかなか遠出できない状況下ですが、お子さんとも思い切り夏を楽しみたいですよね。

今日は、虫よけ剤の選び方についてお伝えます。
 商品を買う前に、表示をよく見てみましょう。 🙂
成分、濃度、対象年齢、使用用途をよく見て選ぶことが大切です。

虫よけ剤の主な有効成分には「ディート」「イカリジン」「アロマオイル(効果が確認されているのはレモンユーカリ油のみ)」があります。

☆ディート

最も普及している虫よけ剤で、ツツガムシを含む幅広い虫に効果がありますが、使用に年齢制限があります。

濃度12%以上30%未満
6か月未満のお子さんには使用できません。
6か月以上2歳未満のお子さん  1日1回まで
2歳以上12歳未満のお子さん   1日1~3回
*有効持続時間は3~4時間です。

濃度30%以上
12歳以上のお子さんで使用可能です
*有効持続時間は5~8時間です。

 

☆イカリジン

年齢による使用制限はありません。2016年より使用が認可されました。蚊、ぶよ、マダニ、アブのみ有効です。

濃度15%  有効持続時間は6~8時間
濃度5%  有効持続時間は ~6時間です。

 

☆精油、アロマオイル

効果が確認されているのはユーカリ油(レモンユーカリ油)のみで、3歳以上でのお子さんの使用を推奨されています。

いずれの成分も濃度の記載してないものや「雑貨」としての取り扱いをされている商品は、濃度が不明であったり、どの虫に効くか明確ではないこともありますので注意しましょう。

 

♪虫よけ剤使用法

目的によって虫よけ剤を使い分けましょう。肌用と衣類用があります。
顔や首、お子さんの肌に塗る時は一度大人の手に取ってから塗り広げましょう。
屋内に戻ったら、肌についている虫よけ剤は水と石鹸でよく洗い流しましょう。

虫さされにより、腫れたり、搔きこわして「とびひ」になることもあります。
虫よけ剤を正しく使用してお子さんの肌を守っていきたいですね。

♪もし虫に刺されてしまったら、、

もし、虫にさされてしまった場合には、すぐにさされた場所を流水で洗い流しましょう。
そして、虫刺されて皮膚が赤くはれたり、水疱のような状態になったりした場合には、薬を外用することもあります。

もし、お困りの場合にはさくらキッズくりにっくにご相談ください。

院長 三井 俊賢
記事監修
院長 三井 俊賢

慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程修了、慶應義塾大学医学部 小児科、慶應義塾大学関連病院、慶應義塾一貫校校医、医療法人社団 育心会 理事長

医学博士、小児科専門医、小児科指導医

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