ブログ
Blog
Blog
新型コロナウィルスの影響により、自治体での集団健診が延期されたところもあるようです。
乳幼児健診によって、年齢ごとに起こりやすい病気や問題を早めに見つけ、早めに対応することが可能になります。予防接種についても、感染症にかかる前に接種することがとても重要になります。新型コロナウィルス感染症を予防するための対策も重要ですが、極端な制限によって予防できるほかの重要な病気の危険性にさらされることを避ける必要があります。今後数か月単位での流行が想定され、乳幼児健診や予防接種を回避するデメリットも大きいと考えられます。当院では、感冒症状などがあるお子様が受診される一般外来の時間帯とは別に、乳幼児健診・予防接種の時間を設けております。この時間帯はお子様や付き添いの保護者の方に、発熱や咳などの症状がないことを確認しております。また、コロナウィルス対策として、手洗い、手指消毒の励行いに加え、これまで以上の環境衛生管理を行っております。乳幼児健診・予防接種は遅らせることなく、受け忘れがないようにすることをお勧めいたします。
慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程修了、慶應義塾大学医学部 小児科、慶應義塾大学関連病院、慶應義塾一貫校校医、医療法人社団 育心会 理事長
医学博士、小児科専門医、小児科指導医