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こんにちは、さくらキッズくりにっくの看護師です。
新年度になり、保育園・幼稚園に初めて通い始めるお子さんが多い時期ですね。
通い始めのお子さんはお風邪を引きやすく、
園から何度も呼び出しをされているお母さん・お父さんも多いかと思います。
熱も下がり、元気になってきたけれど、
いつから園に通っていいの?と疑問に思われるお母さん・お父さんへ、
ご自宅での保育が必要な状態や、登園・登校しても良いのはいつから?
についてお話いたします。
🌺ご自宅での保育が必要な状態(登園・登校ができない状態)🌺
🌸発熱があるとき
・24時間以内に37.5℃以上の熱がある
・24時間以内に解熱剤を使用している
・食欲がなく、朝ごはんが食べられなかった
・水分がとれない
🌸下痢のとき
・食事や水分をとると下痢をする
・朝、おしっこが出ていない
・機嫌が悪く、元気がない
・顔色が悪く、ぐったりしている
・下痢とともに37・5℃以上の熱がある
🌸嘔吐のとき
・24時間以内に2回以上の嘔吐がある
・食欲がなく、水分をほしがらない
・機嫌が悪く、元気がない
・顔色が悪く、ぐったりしている
・嘔吐とともに37.5℃以上の熱がある
🌸咳のとき
熱がなくても・・・
・寝ているとき、咳でしばしば起きてしまう
・呼吸が苦しそう
・ぜーぜーしている
・ぐったりしている
・朝食欲がなく、水分、食事が摂れない
このようなときには、登園登校は控え、
ご自宅でゆっくりお休みしましょう。
🌺感染症にかかってしまったら🌺
インフルエンザやおたふくかぜ、水ぼうそうなどは、
出席停止をしなければならない感染症です。
停止期間中はご自宅での療養が必要です。
登園・登校ができるまでの期間は感染症の種類によって異なります。
また、感染症によっては、登園・登校する際に、医師の記入した意見書又は保護者が記入する登園届が必要な感染症があります。
・医師の記入した意見書が必要な感染症
➡インフルエンザ、プール熱(アデノウイルス)、水ぼうそう、おたふくかぜなど
・医師の診断を受け、保護者が記入する登園届が必要な感染症
➡溶連菌感染症、手足口病、突発性発疹、ヘルパンギーナ、RS感染症など
通っている保育園・幼稚園・学校によっては指定の書類があります。
感染症にかかってしまったら、書類の必要・不必要に関しては
通われている保育園、幼稚園、学校に確認をお願いいたします。
登園許可証が必要な場合には、当院で書くことが可能です。
所定の書式がある場合には書類を持参のうえ、受診してください。
書式がない場合は、当院の書式にて対応させていただきます。
慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程修了、慶應義塾大学医学部 小児科、慶應義塾大学関連病院、慶應義塾一貫校校医、医療法人社団 育心会 理事長
医学博士、小児科専門医、小児科指導医