小児科は何歳まで？育心会のWell-beingへの取り組み｜世田谷区、桜新町の小児科｜さくらキッズくりにっくのブログ

質問：小児科は何歳までかかれるでしょうか？

こたえ: 生まれる前から大人になるまで

育心会では、こどもの切れ目のない育ちのサポートを体現するために、小児科医は、
生まれる前から成人になるまで、こどもの心身ともに健康である『Well-being』を診
ています。

小児科は中学生頃までと思われている方が多いかもしれませんが、実は10代の中学生
、高校生、大学生も小児科にかかれます。こどもは小さな大人ではなく、それぞれの
年齢で対応の仕方が異なります。

生まれる前から育児の準備、ワクチンスケジュール、かかりつけ医を見つけるなど、
知っておいた方が良いことが沢山あります。それらを小児科医からお話しすることが
できます。生まれた後はもちろん、風邪やワクチン、健診などで小児科を定期的に受
診することが多いと思います。

10代になると、小児科のお世話になることは減るかもしれませんが、実際にはそうで
はありません！10代には様々な悩みが出てきます。生活の悩み、身体に関する悩み、
精神的な悩み、ワクチンなど、これらは小児から思春期にかけての成長・発達に関す
る悩みです。

思春期は身体や心の変化が激しく、誰しもが悩みや不安を抱える時期です。しかし、
誰に相談していいか分からず、抱え込んでしまうことがあります。このような10代の
悩みや不安に寄り添うのも小児科医の役割です。

育心会では、10代のこどもたちにも小児科にかかってもらえるように、ティーンズ
（10代）外来という入り口をHPに作成いたしました。ティーンズ外来では、10代の心
身ともに健康である『Well-being』をサポートしていきます。

ティーンズ外来URL

https://med-ikushinkai.com/teens-gairai/#ank01

育心会では、こどもの心身ともに健康である『Well-being』を小児科医が見守り、生
まれる前から成人になるまで、切れ目のない育ちのサポートを体現していきます。

参考として
日本小児科学会からの提言

小児科医は子ども達が成人するまで見守ります

日本小児科学会では、小児科が診療する対象年齢を、現在の「中学生まで」から「成
人するまで」に引き上げること、そしてその運動を全国的に展開することを、平成18
年4月に決定しました。これまで小児科に通院していた15～20歳の方はもちろん、こ
れまで小児科に通院していなかった15～20歳の方も、どうぞ気軽に小児科医に御相談
下さい。小児科医は、積極的に診察して参ります。

もちろん、明らかに内科など小児科以外の科がふさわしいと思われるケースの場合は
その様にお伝えします。ご安心下さい。

詳細は日本小児科学会のページをご覧くださいhttps://www.jpeds.or.jp/modules/guidelines/index.php?content_id=66