就学前(年長さん)の予防接種、お忘れないですか?|世田谷区、桜新町の小児科|さくらキッズくりにっくのブログ

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就学前(年長さん)の予防接種、お忘れないですか?

こんにちは。さくらキッズくりにっくの看護師です。

年長さんのお子様をもつ親御さんの中には、4月からの就学にそろそろ準備を、と思っている方もいるかもしれませんね。
そこで忘れていけないのは、麻疹風疹ワクチン(MR)の2期の予防接種です。公費で受けられるのは、世田谷区では就学前1年間の3月までとなっております。

ランドセル、筆箱などの持ち物だけでなく、入学直前に、接種していないワクチンがあった!とならないように、この機会に母子手帳を確認しましょう。

 

◎年長さん(就学前)に受けるワクチンって?◎

・MR(麻疹、風疹)ワクチン(公費)

・おたふくかぜワクチン(任意)

・百日咳予防のために三種混合ワクチン(DPT)(任意)

・ポリオ予防のために不活化ポリオワクチン(任意)

 

年長さんで接種できるワクチンは、ほとんどが任意のものになります。

任意なら受けなくてもいいんじゃない?と思われる方もいらっしゃると思いますが、任意でも、とても重要なワクチンのため接種をお勧めしています。

 

★おたふくかぜワクチン

おたふくかぜは、3〜6歳で罹りやすいとされています。入学に伴い多くの人と接する機会が増えると、そのぶんかかるリスクも高くなります。

おたふくかぜは合併症が怖い病気としても知られています。

その一つ、ムンプス難聴は、一時的ではなく元に戻りにくいものです。特にお子さんはうまく訴えることができず、発見が遅れるケースもあります。

おたふくかぜワクチンは、二回接種をすることで十分な免疫がつくとされています。

重症化しないためにも、小学校入学前までに二回接種をお勧めします。

現在、世田谷区からの助成券(3000円分)もご利用いただけます。

 

★三種混合ワクチン

百日咳は、乳児期にワクチンを接種(現在は四種混合ワクチンとして接種しています)していても4〜5歳には免疫が低下し、学童期で感染が増加してしまっています。

2020年の報告で、年齢別で多かったのは7歳をピークとした5〜15歳の学童期のお子さんでした。

百日咳は、6ヶ月未満のお子さんが重症化しやすいと言われています。

お兄さん、お姉さんがかからないためにも、そして、小さいお子さんを守るためにも、年長さんになったら三種混合ワクチン(DPT)の接種をお勧めします。

 

★不活化ポリオワクチン

不活化ポリオワクチン(IPV)は、百日咳同様に、四種混合ワクチン(DPT-IPV)に含まれています。乳幼児期に定期接種で4回まで接種していますが、接種から時間が経つと抗体価が徐々に低下します。

国内ではポリオ患者の報告はほとんどありません。しかし、アジアを含む一部の国ではポリオ流行の報告がされており、旅行者などがウィルスを日本に持ち込むリスクがあります。

抗体価は、「5回目接種」により、低下した抗体価が再び上昇し、その後高く維持することができます。ポリオ発症(小児まひ)のリスクにさらされてしまわないように、5回目の接種をお勧めします。

 

 

就学前準備に合わせて、予防接種の接種漏れがないように確認してみましょう。

ワクチン接種に関してご不安なことがある際には、母子手帳をご用意の上、ご相談ください。

なお、予防接種の予約はWebでも可能です。接種期間などわからないことがあれば、電話(03-5451-0016)でお問い合わせください。

 

さくらキッズくりにっく (03-5451-0016)

院長 松岡 明希菜
記事監修
院長 松岡 明希菜

滋賀医科大学医学部医学科 卒業、大津赤十字病院初期研修医、滋賀医科大学医学部付属病院 小児科、静岡県立こども病院 血液腫瘍科、聖マリアンナ医科大学病院 小児科助教

日本小児科学会 小児科専門医、日本血液学会認定 血液専門医、小児血液・がん学会、日本血栓止血学会

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