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こんにちは、さくらキッズくりにっくの心理士です。今回は心理士おすすめ本のご紹介です。
心理士がお子さんと関わる中で、「今日はちょっと調子がわるいのかな?」と感じることがあります。不機嫌で貝のように口を閉ざしてしまい、普段なら一緒に活動できることに応じてくれないといった場面です。こうした際、心理士は「どうして調子が悪いのかな?何に困っているのだろう」とその子の様子を観察したり直接聞いてみることで、お子さん本人が自分の気持ちに気付いたり、それを相手に伝える手伝いをします。そう、これはあくまで手伝いであって、子どもが自分の気持ちに気づき、それを他者に伝えることができるようになることが理想です。口を閉ざしたり本音ではないことを言うのではなく、本当の気持ちを相手に伝えることは大切です。気持ちを相手に伝えることで人に助けてもらう(援助要請する)ことは、成長するうえで身につけておきたい大切な力です。
足し算や掛け算、漢字と違って、誰もが学校で学ぶことでもないし、上手にできる子もいれば苦手な子もいます。子どもが遊びながら、楽しく学ぶためのお助けアイテムが、今回ご紹介する2冊の本です。(クリックするとリンク先に詳細が表示されます)
◆子どもが思わず動き出す!ソーシャルスキルモンスター(小貫悟監修/東洋館出版社)
子どもの行動や気持ちを表現する、ユニークなキャラクターたちが登場します。ちょっとよくない行動や気持ちも、くすっと笑いながらキャラの名前を覚えることで、「今〇〇が出てきているよ!」と親子で会話しやすくなるかもしれません。私の近所の図書館にも置いてありましたので、お子さんと一緒に新しいキャラを覚えてみてくださいね。
慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程修了、慶應義塾大学医学部 小児科、慶應義塾大学関連病院、慶應義塾一貫校校医、医療法人社団 育心会 理事長
医学博士、小児科専門医、小児科指導医