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こんにちは。さくらキッズくりにっくの心理士です。
検査を実施する際、保護者の方から「報告書とは何が書いてあるのですか?」と質問されることがあります。そこで、今回は心理検査報告書がどのようなものか、簡単にご説明します。
🌸心理検査報告書とは?
心理検査を実施した際、その結果をお伝えする書面のことです。
🌸どんなことが書いてある?
・お子さんの様子
課題への取り組み方や検査中の集中力の有無など、検査実施時のお子さんの様子が書かれています。
・検査結果
検査の数値(発達指数、知能指数、発達年齢など)が書かれています。
・所見
検査から読み取れるお子さんの得意な部分、苦手な部分や、今後の支援の方針などについて助言をしています。
🌸大切なこと
報告書で注目していただきたいことは、結果の数値ではなく、検査実施時のお子さんの様子や所見の部分です。数値が載っていると、どうしてもそこに注目し一喜一憂しがちですが、検査の目的は数値を出してお子さんの知能が高いか低いかを判断するものではありません。検査を通して見られたお子さんの得意な部分や苦手な部分を、今後の日常生活で生かしていくものです。
保護者の方のご判断にはなりますが、受け取った報告書はコピーをしてお子さんの支援に関わる関係者(学校・園の先生、利用している療育機関など)にお渡しいただくことも可能です。
さくらキッズくりにっくでの報告書について、ご質問があれば心理士までお気軽にお尋ねください。
慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程修了、慶應義塾大学医学部 小児科、慶應義塾大学関連病院、慶應義塾一貫校校医、医療法人社団 育心会 理事長
医学博士、小児科専門医、小児科指導医