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みなさま、夏休み真っ最中かと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?🌞夏休み中は学校や保育園のスケジュールがなくなり、楽しい行事やおでかけも増えるため、ついつい生活リズムがずれてしまいますよね。
今回は、新学期に向けて生活リズムを整えていくコツについてご紹介します。
子どもたちの体と心の健康を保つには、「決まった時間に寝て・起きる」ことがとても大切です。
生活リズムが乱れると…
…といった影響が出ることがあります。特に成長期のお子さんには、十分な睡眠と安定した生活リズムが欠かせません。
学校や園のある時と比べて、±1時間以内に収めるのがおすすめです。夜更かしが続くと朝起きられず、生活リズムが崩れがちになります。
朝の光を浴びると、体内時計がリセットされ、自然と眠気が取れます。起きたらまずはカーテンを開けて朝の光を取り入れましょう。
「朝ごはんを食べない」「昼夜が遅れる」と体内リズムが乱れます。毎日なるべく決まった時間に食事をとることが、睡眠にも良い影響を与えます。
寝る前のブルーライトは眠気を妨げます。夜はリラックスした時間を作るようにし、スクリーンタイムは1〜2時間以内におさめるのが理想的です。
暑い日が続きますが、午前中や夕方の涼しい時間帯にお散歩や水遊びをするのも◎。体を動かすことで、夜ぐっすり眠れるようになります。
夏休みの終わりが近づいたら、少しずつ学校モードのリズムに戻していきましょう。
特に登園・登校の1週間前からは、起床・就寝・食事の時間を本番に近づけるとスムーズに切り替えられます。
夏休みは、子どもたちにとって「のびのび過ごせる」貴重な時間です。
でも生活が乱れすぎてしまうと、体調不良や気分の落ち込みにつながることもあります。
大切なのは、「厳しすぎず、ゆるやかに整えること」。
親子で一緒にリズムを意識しながら、無理なく残りの夏休みを元気に楽しみましょう🌻
滋賀医科大学医学部医学科 卒業、大津赤十字病院初期研修医、滋賀医科大学医学部付属病院 小児科、静岡県立こども病院 血液腫瘍科、聖マリアンナ医科大学病院 小児科助教
日本小児科学会 小児科専門医、日本血液学会認定 血液専門医、小児血液・がん学会、日本血栓止血学会