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こんにちは。
さくらキッズくりにっく看護師です。
日差しがだんだんと強くなり、日中暑い日が続いていますね。
元気なお子さんはお外で遊びたがっていると思います。
しかし、紫外線が強くなってくる時期でもありますので、日焼けも気になりますよね。
今回は、お子さんの日焼け対策や日焼け止めの使い方についてお話します。
【紫外線対策には4つのポイントに注意しましょう!】
①真夏は紫外線の多い時間帯(9時~15時頃)の長時間の外出を避ける
②移動の際には日陰を利用する
③日傘、帽子、ベビーカーの日よけ等でカバーをする
④薄い長袖や長ズボンなどの衣服で皮膚を覆う
【日焼け止めってどう使えばいいの?】
30分程度の短時間のおでかけで塗る必要はありません。
買い物、児童館や図書館への移動などでは、帽子や日傘などで対応しましょう。
★生後6ヶ月未満の赤ちゃんは、特に肌がデリケートなため、日焼け止めは刺激が強い可能性があります。そのため、生後6ヶ月未満の赤ちゃんには、日焼け止めの使用は控えましょう |
Q.どんな時に塗ればいいの?
A.一時間以上の屋外活動をするときには日焼け止めを塗りましょう!
海や屋外プールでは、ラッシュガードを。山歩きやキャンプなどは虫対策も考慮して、長袖・長ズボンをおすすめします。
Q.どこに塗ればいいの?
A.洋服から出ている部分は全体的に塗りましょう。
特に、顔はおでこ・鼻・頬、体は肩・首の後ろ・胸が日焼けしやすいので、しっかりと塗りましょう。
Q.どんな日焼け止めを選べばいいの?
A.紫外線吸収剤でないもの、SPF30以下、PA1+~2+程度のもの、水や石鹸で落ちるものを選びましょう。
日焼け止めもお子さんのお肌には刺激になることが多いです。日焼け止めが残ると、湿疹やかぶれの原因になります。そのため、負担の少ないものを塗り、しっかりと落とすことを大切にしましょう。そして、入浴後の保湿もしっかりと行いましょう。
★新しい日焼け止めは、お肌に合わないこともあるので、まずは小さい範囲に塗ってかぶれがないか確認しましょう
紫外線を気にすると、外に出るのが怖いなあと思ってしまう方も多くいると思います。
しかし、日光を浴びることで、骨に必要なカルシウムを十分に吸収することができるビタミンDが作られます。
お子さんの成長のためにも、紫外線対策をしながら、外出を楽しみましょう!
慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程修了、慶應義塾大学医学部 小児科、慶應義塾大学関連病院、慶應義塾一貫校校医、医療法人社団 育心会 理事長
医学博士、小児科専門医、小児科指導医