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~ 注射が苦手な方に新しい選択肢~
今年も気づけば夏も終わりに近づき、そろそろインフルエンザの流行が気になる季節になってきましたね。
2024年も、インフルエンザワクチン接種を強くおすすめします!
インフルエンザは、風邪とは違い、重症化や合併症を引き起こす可能性があります。高齢者や持病のある方は特に注意が必要です。ワクチン接種で、インフルエンザの発症、重症化、入院・死亡リスクを減らすことができます。
日本の流行予測に重要な冬を迎えたオーストラリアの保健省によると、2024年のインフルエンザの報告では、感染数のピークが過去5年の平均に比べても高く、感染の始まりも早く、現在インフルエンザの流行が見られています(*)。
日本でも同様に早くからの流行をみせることや高止まりのまま収束が見られない可能性が予想されます。
(*)参考文献https://www.health.gov.au/resources/collections/australian-respiratory-surveillance-reports-2024
2024年9月2日、川崎市ではインフルエンザの感染者が相次いでいるとして、麻生区の小学校の1年生の1学級を学級閉鎖すると発表しました。今年も去年のように、通常の流行開始時期よりも早くなる恐れがあると思います。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240903-OYT1T50056/
2024年から、新たに鼻から噴霧するタイプのインフルエンザワクチン『フルミスト』が使用可能になりました。注射が苦手な方や、小さなお子様にもおすすめです。
フルミストの特徴
インフルエンザワクチンは、毎年流行前に接種することが推奨されています。日本では、一般的には10月から12月頃が接種時期となります。
【特に接種が推奨される方】
インフルエンザの予防には、ワクチン接種が最も効果的です。今年の流行予測を踏まえ、早めの接種を検討しましょう。注射が苦手な方は、フルミストという新しい選択肢もあります。自分と大切な人をインフルエンザから守りましょう。
⚠️ 注意:
フルミストの予約サイト
インフル注射ワクチンの予約サイト(9月14日16:30~)
慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程修了、慶應義塾大学医学部 小児科、慶應義塾大学関連病院、慶應義塾一貫校校医、医療法人社団 育心会 理事長
医学博士、小児科専門医、小児科指導医