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いよいよインフルエンザの流行期が近づいてきました。
川崎市の発表によると、令和6年第40週(9月30日~10月6日)に定点当たり患者報告数が1.28人を超え、流行開始の目安となる1.00人を上回ったとのことです。
インフルエンザは、高熱や咳、鼻水、頭痛、関節痛など、つらい症状を引き起こす感染症です。乳幼児や高齢者、基礎疾患のある方は、重症化しやすいので特に注意が必要です。
インフルエンザを予防する最も効果的な方法は、ワクチン接種です。ワクチン接種によって、発症する可能性を低くし、たとえ発症しても重症化を防ぐ効果が期待できます。
当院では、お子様から大人の方(65歳未満)まで、インフルエンザワクチン接種を行っております。接種を希望される方は、お気軽にお問い合わせください。
☆ワクチン接種を受けるにあたって
• ワクチンの効果が出るまでに約2週間かかります。流行が始まる前に接種を済ませましょう。
• ワクチンの効果は約5ヶ月間持続します。
• 接種後、まれに発熱や接種部位の痛み、腫れなどがみられることがありますが、通常は数日で消失します。
子どもは大人に比べて免疫力が弱く、インフルエンザにかかりやすい傾向があります。また、重症化しやすいケースも見られますので、早めのワクチン接種をお勧めします。
☆今シーズンから点鼻型インフルエンザワクチンという選択肢が増えました!
『痛くない』、『1回で完了』かつ『効果持続期間は約1年』と例年の注射ワクチンに比べて長いことも特徴です。接種を希望される方は、数に限りがありますので、お問い合わせください。
https://sakurakids-clinic.com/
6か月からインフルエンザワクチンは接種可能ですが、まずはママパパ、同居家族が接種して、家にインフルエンザを入れないとのが重要です。
• インフルエンザワクチンは、卵アレルギーのある方でも接種可能な場合があります。ご心配な方は、医師にご相談ください。
• インフルエンザ予防には、ワクチン接種に加えて、手洗い、うがい、マスクの着用などの予防対策も大切です。
• 規則正しい生活習慣とバランスの取れた食事を心がけ、免疫力を高めることも重要です。
インフルエンザから大切な家族を守るために、早めのワクチン接種をご検討ください。
慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程修了、慶應義塾大学医学部 小児科、慶應義塾大学関連病院、慶應義塾一貫校校医、医療法人社団 育心会 理事長
医学博士、小児科専門医、小児科指導医