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新型コロナウイルス感染症が5類感染症となった以降も、新型コロナウイルス感染症の流行は定期的に起きています。小児では軽症が多いとされていますが、国内外の知見において小児でも基礎疾患のある小児患者には重症化リスクが高いことが報告されています。また死亡例も報告されており、15%が1歳未満、58.7%が基礎疾患なしの患者と報告されています。またワクチンの安全性に関しても、重篤な副反応が有意に増えることはないことが確認されています。
以上の理由により、入院を含む重症化を予防する手段としてのワクチン接種は有効であると考え、日本小児科学会は生後6か月~17歳のすべての小児への新型コロナワクチン接種(初回シリーズおよび適切な時期の追加接種)が望ましい、特に重症化リスクが高い基礎疾患のある児への接種を推奨するという考えを提言しています。
この度当院では、オミクロン株LP.8.1対応スパイクバックス®筋注シリンジ6か月~11歳用および12歳以上用の取り扱いを始めることにしました。
接種対象者、接種スケジュールは以下の通りとなります。
| 製品名 | スパイクバックス®筋注シリンジ 12歳以上 | スパイクバックス®筋注シリンジ 6か月~11歳以上 |
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| 対象年齢 | 12歳以上 | 5歳以上11歳以下 | 生後6か月以上4歳以下 |
| 用法および用量 | 1回0.5mlを筋肉内注射 | 1回0.25mlを筋肉内注射 | 初回免疫として1回0.25mlを2回、通常4週間の間隔を置いて筋肉内注射。 追加免疫として1回0.25mlを筋肉内注射。 |
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接種時期および接種時期
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接種時期:
前回SARS-CoV-2ワクチン接種から少なくとも3か月経過接種回数: 過去にSARS-CoV-2ワクチンの接種歴がない場合には、およそ4週間の間隔を置いて2回目接種を行うことができる。 |
【初回免疫】
接種対象: 過去にSARS-CoV-2ワクチン接種歴がない接種間隔: 1回目の接種から4週間空けて接種。 接種回数: 【追加免疫】 接種時期: |
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料金は1回13200円(税込)、事前決済でのお支払いをお願いしております。 お問い合わせ、ご予約はクリニックまでお電話ください📞
滋賀医科大学医学部医学科 卒業、大津赤十字病院初期研修医、滋賀医科大学医学部付属病院 小児科、静岡県立こども病院 血液腫瘍科、聖マリアンナ医科大学病院 小児科助教
日本小児科学会 小児科専門医、日本血液学会認定 血液専門医、小児血液・がん学会、日本血栓止血学会