夏のお外遊びを応援! 子どもの「日焼け止め」と「虫よけ」の正しい選び方・使い方🌻|世田谷区、桜新町の小児科|さくらキッズくりにっくのブログ

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夏のお外遊びを応援! 子どもの「日焼け止め」と「虫よけ」の正しい選び方・使い方🌻

こんにちは さくらキッズくりにっく看護師です。

 夏が近づき、日中暑い日も出てきました。お外で遊ぶ機会も増えていると思いますが、これからますます紫外線が強くなる・・・、また、蚊などの虫も増えてくる時期となりました・・・。早くも憂鬱です。

お子さんのお肌を守るために、今回は「日焼け止め」と「虫よけ」の正しい選び方や使い方、もしもの時の対策についてお話しします!

 

第1章:お肌を守る!日焼け止めの基本

お子さんの肌は成人の半分ほどの薄さと言われており、大変デリケートです。

大人と同じ時間、お日様を浴びても皮膚への負担が大きく、日焼けもしやすいのが特徴です。

 

🌸日焼け止めはいつから使える?

お子さんに日焼け止めを使い始める目安は、生後6か月以降です。        

生後6か月未満の赤ちゃんは、肌が特にデリケートで日焼け止めの刺激が強く負担になってしまう可能性があるため、使用は控えましょう。

この時期の紫外線対策は、ベビーカーの日よけを活用したり、帽子や日傘を使ったりして、直射日光を浴びない工夫をしてあげてくださいね。

🌸お子さんに優しい日焼け止めの選び方                   

市販の日焼け止めを選ぶときは、お子さんの肌の負担にならないよう、以下の3つのポイントをチェックしてみましょう。

紫外線吸収剤フリー(ノンケミカル)のもの

②SPF30以下、PA+〜PA++程度のもの(数値が高すぎるものは肌への刺激が強くなります)

③水や石鹸で簡単に落とせるもの

日常のお散歩や公園遊びであれば、この基準で十分にお子さんの肌を守ることができます。

🌸効果を高める塗り方と大切なポイント                   

日焼け止めの効果をしっかりと発揮させるためには、お出かけ(日に当たる)の30分前に塗るのがおすすめです。

①しっかり塗る場所: おでこ、鼻の頭、頬、肩、首の後ろ(日焼けしやすい場所)

②塗り忘れに注意する場所: まぶた、耳、ひざの裏、手足の甲

お子さんはたくさん汗をかきます。また、水遊びなどで日焼け止めが流れ落ちてしまいます。効果を保つために、2〜3時間おきにこまめに塗り直すことを心がけましょう。

🌸帰ってきたあとのアフターケア                      

お出かけから帰ったあとのケアも、日焼け止めを塗るのと同じくらい大切です。日焼け止めが肌に残ったままになると、湿疹やかぶれなど肌トラブルの原因になってしまいます。お風呂に入ったときは、水や石鹸でしっかりと洗い落としてあげてください。そして洗ったあとは、デリケートな肌を保護するために必ず十分な保湿クリームで潤いを与えてあげましょう。

過去記事
子どもの日焼け止め、日焼け対策準備はできていますか? 

日焼け止めってどうしたらいいの???  

 

第2章:夏の強敵!虫よけ剤の基本 

🌸虫よけの種類

虫よけ剤にはいくつか種類がありますが、成分によって年齢制限が異なります

商品を買う前に「成分」「濃度」「対象年齢」の表示をよく確認しましょう。

 

◆ディート(最も普及している成分):ツツガムシを含む幅広い虫に効果
 濃度12%以上30%未満のもの(有効持続時間:3~4時間) 

 〇生後6か月未満:使用不可                        

 〇6か月以上~2歳未満:1日1回まで                    

 〇2歳以上~12歳未満:1日1~3回まで 

 濃度30%以上のもの(有効持続時間:5~8時間)               

 〇12歳以上から使用可能となります

◆イカリジン:蚊・ブヨ・アブ・マダニに有効

  2016年から認可された成分で、年齢による使用制限(回数制限)がありません。小さなお子さんにも使いやすいのが特徴です。

 

🌸安全な塗り方のコツ 

 お顔や首:スプレーを直接吹きかけず、一度大人の手に取ってから塗り広げる

 傷がある場所への使用は避ける 

 屋内に戻ったら、肌についている虫よけ剤は水と石鹸でよく洗い流す

 

第3章:もし虫に刺されてしまったら…の対処法

お子さんの虫刺されは、大人よりも赤く大きく腫れやすく、翌日になってから硬く腫れたり水ぶくれになったりすることがあります(遅延型反応)。もし刺されてしまったら、以下の対策をしましょう。

🌸まずは流水で洗い流す

 刺された直後なら、刺し口を軽く押して流水で洗い流すことで、症状が軽くなることがあります。

🌸早めにかゆみ止めを塗る・冷やす

 掻くとさらにかゆみが増す悪循環になってしまいます。市販のかゆみ止めを早めに塗ったり、患部を冷やしてあげると楽になることがあります。ただし、スーッとする刺激が強いお薬は小さなお子さんにはしみる場合があるので気をつけてくださいね。

🌸掻き壊しによる「とびひ」に注意 

強く掻いてしまうと、皮膚に細菌が入って「とびひ」になることがあります。ジュクジュクしたり、黄色いかさぶたができている場合は、早めの受診をおすすめします。

🌸こんな時には早めの受診を!!

まぶたや耳が強く腫れる、腫れがどんどん広がる、水ぶくれができる、発熱や強い痛みがあるといった場合も、ご家庭で無理をせず、ご相談ください。

過去記事
夏の子どもの大敵!蚊に刺されたらどうする?「蚊アレルギー」ってなぁに?
虫よけ剤の選び方 

 

第4章:お出かけ前の正しいステップ&看護師からのワンポイント

🌸 日焼け止めと虫よけ剤を併用する場合は:日やけ止めが先

①日焼け止めを塗る ➡②しっかり肌に馴染んで乾いてから、虫よけを塗る

という順番がおすすめです。

虫よけ成分が一番外側にくることで、効果をしっかりと発揮できますよ!

逆に塗ると・・日焼け止めも虫よけも効果を発揮しないことも・・

🌸新しい製品はパッチテストを                      

買ったばかりの日焼け止め等をいきなり全身に塗るのは避けましょう。まずは小さい範囲に塗って、かぶれないか確認してから広い範囲に使うと安心です。

🌸適度な日光浴も大切です                         

紫外線対策は大切ですが、日光を浴びることで、お子さんの骨の成長に不可欠なビタミンD(カルシウムの吸収を助ける成分)が作られます。紫外線を怖がりすぎず、程よく日光浴をしながらお外遊びを楽しんでくださいね。

これからの季節、上手に対策をしながら、お子さんと一緒に元気に夏を楽しみましょう!

お困りのことがあれば、いつでもご相談ください。

院長 松岡 明希菜
記事監修
院長 松岡 明希菜

滋賀医科大学医学部医学科 卒業、大津赤十字病院初期研修医、滋賀医科大学医学部付属病院 小児科、静岡県立こども病院 血液腫瘍科、聖マリアンナ医科大学病院 小児科助教

日本小児科学会 小児科専門医、日本血液学会認定 血液専門医、小児血液・がん学会、日本血栓止血学会

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