こどもの事故予防④お弁当のピックが危険!?|世田谷区、桜新町の小児科|さくらキッズくりにっくのブログ

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こどもの事故予防④お弁当のピックが危険!?

こんにちは、さくらキッズくりにっくの看護師です!

今回は「こどもの事故予防」シリーズ第4弾です。

4月から、入園されお弁当生活が始まる方も多いのではないでしょうか。

お弁当用のピックは、キャラ弁ブームにより手軽にキャラ弁が作れるため、よく使われるようになってきました。実際に見てみると本当にかわいくて、私がこどものころにはなかったので、お子さんたちのお弁当を見ていると本当にうらやましく思います。

今回はそんなお弁当ピックに関する事故のご紹介です。

 

🌸弁当用装飾ピック誤飲の報告

症例は1歳7か月のお子さんで、ピックで装飾をしたハンバーグを食べた直後に苦しみ、嗚咽するようになりました。お母さんがすぐに背中をたたいたところハンバーグ片がでてきて血が付着していたため、救急搬送されました。ファイバースコープで覗くと、喉の奥に異物があったため、全身麻酔を行い摘出しました。幸い特に後遺症を残すことなく回復されたそうです。

海外では爪楊枝を誤飲したという報告も多くあるようです。死亡例の報告もあり、とても怖い事故です。

また以前ニュースにもなりましたが、パンによる窒息での死亡事故の報告もあります。そのほかブドウやミニトマト、枝豆などのお子さんの誤飲の原因となります。

 

🌸安全に使用するためのポイント

〇3歳までは使用を控える

幼児は口にいっぱい詰め込む習性があるため、ピックだけでなくミニトマトやぶどうなどの一口で食べることのできる食材も注意が必要です。

誤飲チェッカーを使う

お子さんが誤飲しうる大きさを知ることができる道具です。3歳のお子さんの口の大きさに合わせて作られており、直径は39㎜、奥行51㎜になっています。当院にもありますが、トイレットペーパーの芯や大人の親指と人差し指で丸を作っても代用できます。誤飲できてしまうものかを事前に確認することも大切です。

〇そもそも装飾ピックを使わない

乳幼児さんが食べるお弁当には装飾ピックを使わないことが一番安全です。お弁当のかわいらしさも食育には大切ではありますが、その裏にこのような事故が起こりうることを知っておくことも重要です。

〇食事中はお子さんから目を離さない

少し目を離したすきにお子さんが食品をのどに詰まらせたというケースもよくあります。特に幼児さんは口いっぱいに頬ばってしまったり、上手に嚙み砕くことができない場合があります。小さく切ってあげる、少しずつ渡す、上手に食べられているか見守るなどの工夫が大切です。

 

保育園や幼稚園でのお弁当はもちろん、これからの季節はお花見などお外での食事も楽しい時期ですが、あくまでも安全第一に!

誤飲はお子さんに多い事故の一つなので、装飾ピックに限らず、日々注意していきましょう。

桜新町駅徒歩1分 さくらキッズくりにっく TEL03‐5451-0016

院長 松岡 明希菜
記事監修
院長 松岡 明希菜

滋賀医科大学医学部医学科 卒業、大津赤十字病院初期研修医、滋賀医科大学医学部付属病院 小児科、静岡県立こども病院 血液腫瘍科、聖マリアンナ医科大学病院 小児科助教

日本小児科学会 小児科専門医、日本血液学会認定 血液専門医、小児血液・がん学会、日本血栓止血学会

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