夜尿症の治療②|世田谷区、桜新町の小児科|さくらキッズくりにっくのブログ

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夜尿症の治療②

 

今回はアラーム療法についてお話します。
おねしょをしたことを、したタイミングでお子さんに認識させます。それを繰り返すことにより、夜間の膀胱容量が大きくなるといわれています。
寝る前に、パンツやパッドにセンサーを取り付けて寝ます。センサーが、パンツやパッドがぬれたことを感知すると、アラームがなります。その時点でいったんお子さんの目を覚まします。トイレに行ってもいいですし、そのまま寝てしまってもよいです。
このことを繰り返すことで、夜尿が改善すると言われています。
すぐに効果があらわれるとは限らないので、少なくとも6週間は続けます、平均的には3か月くらいは続けます。
夜間に起きる・起こすことが必要になるので、お子さんとご家族の頑張る気持ちが大事になりますが、お薬を飲まなくてよいというメリットがあります。
ICCS(国際小児禁制学会)のガイドラインでは第一選択の治療法となっていて、治癒率は約70%、再発率は約15%と言われています。

以上がアラーム療法についてのお話です。次は、夜尿症の治療のポイントについてお話します。

 

 

 

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(世田谷区桜新町の小児科)

院長 三井 俊賢
記事監修
院長 三井 俊賢

慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程修了、慶應義塾大学医学部 小児科、慶應義塾大学関連病院、慶應義塾一貫校校医、医療法人社団 育心会 理事長

医学博士、小児科専門医、小児科指導医

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