授乳中のママと花粉症|世田谷区、桜新町の小児科|さくらキッズくりにっくのブログ

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授乳中のママと花粉症

花粉症の季節、いかがお過ごしですか?

子育てをしていると、お母さん自身のことはそっちのけですよね。

また、「母乳をあげているのに、お薬のんでもいいのかな」

「断乳しないとお薬のめないかな」となやんでいるお母さんもいらっしゃると思います。

花粉症の時に処方するお薬に、アレルギー症状を抑える抗ヒスタミン剤があります。

このお薬は種類によって眠気や鎮静作用が現れます。それを飲んで授乳をすると

お子さんも同じような影響が出る可能性があります。

しかし、最近は眠気や鎮静作用がより出にくいお薬があり、

それを選択することで、母乳育児を続けながら花粉症の治療ができます。

そのお薬がこちらです

抗ヒスタミン剤アレグラ、クラリチンは眠気が出にくく、母乳に移行する

薬の量が少ないため、授乳中のママも内服できます。授乳の継続も問題ありません。

点鼻・点眼薬:目や鼻に投与するため、血液中に移行しないので、

母乳にもほとんど移行しません。

 

目のかゆみ、鼻水、はなづまりでイライラすると、子育てもつらくなります。

我慢しないで、はやめに医師に相談して、花粉症を乗り越えましょう。

お薬と一緒に、花粉に触れない対策も大切です。

なお、当院でも処方できます。お気軽にご相談ください

院長 三井 俊賢
記事監修
院長 三井 俊賢

慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程修了、慶應義塾大学医学部 小児科、慶應義塾大学関連病院、慶應義塾一貫校校医、医療法人社団 育心会 理事長

医学博士、小児科専門医、小児科指導医

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