赤ちゃんにハチミツはいつから?1歳未満でNGな理由とボツリヌス症の症状|世田谷区、桜新町の小児科|さくらキッズくりにっくのブログ

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赤ちゃんにハチミツはいつから?1歳未満でNGな理由とボツリヌス症の症状

「離乳食にハチミツを使ってもよいですか?」
「黒糖を入れても大丈夫ですか?」

外来では、離乳食についてこのようなご相談をいただくことがよくあります。

特に注意したいのが、1歳未満の赤ちゃんにハチミツを与えないことです。

この記事では、

🌸赤ちゃんにハチミツが危険な理由

🌸乳児ボツリヌス症とは

🌸どんな症状に注意すべきか

🌸黒糖や市販食品で気をつけるポイント

🌸ハチミツはいつから食べられるのか

について、小児科の視点からわかりやすく解説します。

【赤ちゃんにハチミツを与えてはいけない理由】

1歳未満の乳児にハチミツを与えてはいけない理由は、乳児ボツリヌス症を引き起こす可能性があるためです。

ハチミツには、まれに「ボツリヌス菌の芽胞(がほう)」が含まれていることがあります。

ボツリヌス菌の芽胞は加熱では死なないことも!!

ボツリヌス菌芽胞は熱に強く、菌種によっては100℃で10分加熱しても完全に殺菌できません。

そのため、

  • 加熱済みのハチミツ
  • ハチミツ入りのお菓子
  • ハチミツ入り飲料

であっても、1歳未満の赤ちゃんには与えないことが大切です。

【なぜ1歳未満の赤ちゃんだけが危険なの?】

生後1歳未満の赤ちゃんは、まだ腸内環境が未熟です。

そのため、摂取したボツリヌス菌芽胞が腸内で増殖し、毒素を作り出してしまうことがあります。

これが「乳児ボツリヌス症」です。

一方、1歳を過ぎる頃には腸内細菌叢(腸内フローラ)が発達し、通常は発症リスクが大きく低下するとされています。

〇乳児ボツリヌス症の症状

ハチミツなどを食べてから、3日〜30日ほど経過して発症することがあります。

初期症状として多いもの

  • 便秘
  • 哺乳力の低下
  • 元気がない
  • 泣き声が弱くなる
  • 顔の表情が乏しくなる

注意が必要な症状

  • 首がすわらないように見える
  • 頭を支えられない
  • 全身の力が入りにくい
  • 脱力している

このような症状がみられる場合は、速やかに医療機関を受診してください。

〇ハチミツ以外にも注意したい食品

乳児ボツリヌス症は、ハチミツ以外でも起こる可能性があります。

特に注意したいものとして、

  • 黒糖
  • コーンシロップ
  • 自家製野菜スープ
  • 井戸水

などが挙げられます。

ボツリヌス菌は土壌や河川など自然界に広く存在するため、赤ちゃんの口に入る食品には注意が必要です。

【ハチミツはいつから食べられる?】

ハチミツは、1歳を過ぎてからにしましょう。

厚生労働省や自治体でも、1歳未満の乳児にはハチミツを与えないよう注意喚起されています。

1歳以降であれば、腸内環境の発達により通常は問題なく食べられるようになります。

ただし、初めて食べる際は少量から始め、体調の変化がないか確認すると安心です。

他にも...

  • この食材はいつから?
  • 食べムラがある
  • アレルギーが心配
  • 便秘が続いている などなど

離乳食や育児に関してのお悩みはぜひ、小児科もしくは看護師外来にてご相談ください♪

上記のご相談に関する小児科予約はお電話にて承ります。TEL:03-5451-0016

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さくらキッズくりにっくでは、乳児期の育児や離乳食についての育児サロンも定期的に開催しています。

健診の際などにも、ぜひお気軽にお声がけください。

桜新町駅徒歩1分 さくらキッズくりにっく

院長 松岡 明希菜
記事監修
院長 松岡 明希菜

滋賀医科大学医学部医学科 卒業、大津赤十字病院初期研修医、滋賀医科大学医学部付属病院 小児科、静岡県立こども病院 血液腫瘍科、聖マリアンナ医科大学病院 小児科助教

日本小児科学会 小児科専門医、日本血液学会認定 血液専門医、小児血液・がん学会、日本血栓止血学会

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