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こんにちは。さくらキッズくりにっくです🌸
今週は、医師の澤田より医療コミュニケーションにまつわる豆知識をお伝えします。
2回目のテーマは「信頼できる医療情報とは?」です。
お子さまの健康や病気に関わる情報は身の回りにあふれています。
保護者の皆さまも、目にする機会や調べる機会がたくさんあるかと思います。
最近では、生成AIに相談した回答をもとにして、受診のときにお話しされる方もいらっしゃいます。
では、いったいどうやって信頼できる情報を見分けたらよいのでしょうか。
情報をそのまま信じる前に、確かめておきたいポイントをご紹介します。
(1)いつの情報ですか?
作成・更新された時期がきちんと書いてあるでしょうか。記載がない場合や何年も前に作成された場合は、情報が古くなっているかもしれません。可能ならばアップデートされた新しい情報がないか確認してみましょう。
(2) ご自身やお子さまの状況に合っていますか?
小児の場合は、月齢や年齢が違うだけでも、心配すべき事柄やとるべき対処が変わってくることがあります。見ている情報が、ご自身やお子さまの状況に合っているか確認することが重要です。合わない場合は自分たちにそのまま当てはめるのは慎重に。
(3) 発信源は信頼できますか?
情報を作成した人や団体は、医療に関して信頼できる資格や認定があるでしょうか。どの情報を信じてよいか迷う場合は、政府や行政などの公的機関、大学や学会などの学術機関が発信しているものを選ぶとよいでしょう。
(4) 根拠がありますか?
情報の正確さを裏付けるような参考文献が引用されているでしょうか。質の高い研究や調査、専門知識をもった人々が作成したガイドラインなどが根拠として示されていると安心です。
(5) なんのために書かれていますか?
役立つ医療情報を善意で発信しているように見せかけて、“お金儲けのため”や“ニセ情報を流すため”に発信しているケースも、残念ながらゼロではありません。商品の購入を強く促したり、他の情報と見比べて明らかに違う主張をしたりしている場合は要注意です。
これらの5つのポイントは、「信頼できる情報源かを評価するチェックリスト」であるThe CRAAP Test(Currency, Relevance, Authority, Accuracy, and Purpose)にもとづいたものです。2004年にアメリカで開発されたものですが、今も通用する要点が整理されています。
そうは言っても、医療情報の真偽を判断するのは簡単ではありません。
特に、生成AIは“ハルシネーション”と言って、さも正しいことのように間違った回答することがありえます。
もしご自身で調べた情報について、目の前のお子さまに当てはまるものか迷ったり、気がかりなことがあったりするときは、受診時にお気軽におたずねくださいね。
本日は「信頼できる医療情報とは?」をテーマに、5つのチェックポイントをご紹介しました。皆さまが情報を調べる際に思い出していただければ幸いです。
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滋賀医科大学医学部医学科 卒業、大津赤十字病院初期研修医、滋賀医科大学医学部付属病院 小児科、静岡県立こども病院 血液腫瘍科、聖マリアンナ医科大学病院 小児科助教
日本小児科学会 小児科専門医、日本血液学会認定 血液専門医、小児血液・がん学会、日本血栓止血学会