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こんにちは。さくらキッズくりにっくの心理士です。4月になり、新年度が始まりました。入学や入園、進級などこれまでの環境からの変化が大きい時期です。
この4月から初めての給食がスタートしたお子さんもいらっしゃると思います。好き嫌いや、食べられないものが多いお子さんにとっては、憂鬱な時間になっているかもしれません。また、進級したお子さんの中には、クラスのお友達や担任の先生、過ごすお部屋が替わったことで、これまでのように安心して給食を食べられないことなどもあるかもしれません。
お家で見守っている親御さんとしては、“どうして皆と同じように出来ないのだろう…”“今まで出来ていたのに…”と心配したり、もどかしい思いが生まれてしまうかもしれません。そうした時には、無理にやらせようとせず、これまでよりも少しだけ難易度を下げることで、“できた!”という達成感をお子さんが持てるように意識してみてください。
例えば、皆と同じ量を完食することを目標とせず、あらかじめ食べられる量に減らす、苦手な物は一口でも食べればOKにするなどが挙げられます。
学校や園、担任の先生によっても、考えや方針は様々だと思いますので、ぜひ担任の先生にも相談をして、どういった方法ができるか検討してみてください。給食のことに限らず、まだ不慣れで安心できない環境の中で頑張っているお子さんが「いま出来ていること」「頑張って取り組んでいること」を沢山褒めながら、ぜひ、温かい目で見守ってあげてくださいね。
慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程修了、慶應義塾大学医学部 小児科、慶應義塾大学関連病院、慶應義塾一貫校校医、医療法人社団 育心会 理事長
医学博士、小児科専門医、小児科指導医