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新生活にもそろそろ慣れてくるころかと思いますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
この時期、特に新入園のお子さまたちに多いのが「初めての発熱」です。
お子さんが初めて熱を出すと、
「こんなに高熱が出て大丈夫?」
「すぐ病院に行くべき?」
と不安になる方も多いと思います 😥
今回は、初めての発熱でも慌てないために、ご家庭でできる対応と受診の目安についてお伝えします。
🌸発熱とは?
一般的に体温が37.5℃以上になると「発熱」と考えます。
発熱は身体の防御反応で、体温を上げることでウイルスや細菌と戦っています。
子どもは体温調節が未熟なため、大人よりも熱が上がりやすい傾向がありますが、熱の高さだけで重症かどうかが決まるわけではありません。
✅発熱したときはここをチェック
・元気があるか(遊ぶ、笑うなど)
・水分がとれているか
・呼吸が苦しくないか
・顔色が悪くないか
熱があっても、比較的元気で水分がとれていれば、少し様子を見ることも可能です。
✨ご家庭でできるケア
・水分補給をこまめに(母乳、ミルク、経口補水液など)
・無理に食べさせず、食べられるものを少しずつ
・衣服や室温を調整して、暑すぎ・寒すぎを避ける
・ぐったりしていなければ、無理に解熱剤を使う必要はありません
解熱剤は「熱を下げるため」だけでなく、「つらさを和らげるため」に使うお薬です。
使用する場合は、薬の種類や体重によって用法・用量が異なるため、医師や薬剤師の指示に従ってください。
👀受診を考える目安
以下のような場合は、早めの受診をおすすめします。
・生後3か月未満で発熱がある
・ぐったりして反応が鈍い
・水分がとれない
・尿が8時間以上出ない、または明らかに少ない
・呼吸が苦しそう
・けいれんが起きた
・高熱が続く(目安:3~4日以上)
💦夜間や休日はどうする?
夜間に発熱すると不安になりますが、上記の「受診の目安」に当てはまらなければ、翌日の受診でも問題ないケースが多いです。
ただし、「いつもと様子が違う」と感じた場合は、迷わず相談してください。
東京都医療機関案内サービス
「ひまわり」
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/iryo/sodan/komatta/kyuubyou/24h_annai
❓発熱時のよくある質問❓
①熱が40℃を超えました。大丈夫でしょうか?
→ 風邪などでも40℃前後の発熱は珍しくありませんし、重症度は熱の高さだけで決まるわけではありません。
食事や水分がある程度とれていて、顔色がよく元気があれば、過度に心配しすぎる必要はありません。
ただし、ぐったりしている、反応が鈍い場合は体温に関わらず受診が必要です。
②解熱剤を使っても熱が下がりません。
→ 発熱直後は身体が熱を上げてウイルスと戦おうとしているため、解熱剤を使っても十分に下がらないことがあります。
体温があまり下がらなくても、つらさが和らぐことが多いため、しんどそうなときは使用して構いません。
③解熱剤で元気になって遊んでしまいます。安静にさせるべきですか?
→ お子さんは安静を保つのが難しいものです。遊べるということは、それだけ元気があるサインでもあります。
無理のない範囲の室内遊びであれば問題ありませんが、疲れすぎないよう見守りましょう。
④お風呂に入ってもよいですか?
→ 元気があり、ぐったりしていなければ短時間の入浴やシャワーは可能です。
長湯は避け、入浴後はしっかり水分補給を行いましょう。高熱のときや体調が悪い場合は無理せず身体を拭く程度にしてください。
⑤服装はどうしたらよいですか?
→ 熱が高いときは熱を逃がすように薄着にします。
一方、熱が上がり始めのときは寒気を感じて手足が冷たくなることがあるため、その場合は温かくしてあげてください。
⑥いつから登園できますか?
→ 学校保健安全法で定められた感染症(インフルエンザなど)は、それぞれ登園停止期間が決められています。
それ以外の場合は、
・解熱剤を使わずに24時間以上平熱
・咳などの症状が改善傾向
・元気があり食事や水分がとれている
といった状態を目安に、園や学校と相談して登園を再開しましょう。
🌸最後に
発熱は子どもにとってよくある症状のひとつです。
最初は戸惑うことも多いですが、ポイントを押さえておけば落ち着いて対応できるようになります。
ただ慣れないうちは不安になって当然です。困ったときはどうか一人で抱え込まず、いつでもご相談ください。
🌸桜新町駅徒歩1分 さくらキッズくりにっく TEL:03-5451-0016
小児科予約ページはこちら https://sakurakids.mdja.jp/
滋賀医科大学医学部医学科 卒業、大津赤十字病院初期研修医、滋賀医科大学医学部付属病院 小児科、静岡県立こども病院 血液腫瘍科、聖マリアンナ医科大学病院 小児科助教
日本小児科学会 小児科専門医、日本血液学会認定 血液専門医、小児血液・がん学会、日本血栓止血学会